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カマかけたらクロでした

商品名:カマかけたらクロでした

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熟年離婚 商品

熟年離婚とは、結婚してから十数年以上(25年以上とする場合もあります)連れ添い、お互いが熟年と呼ばれる年齢(50〜60代)に達した頃に行われる離婚のことです。
特に、夫が定年退職をしてから熟年離婚に踏み切るというケースが多いそうです。これは、2007年4月に行われた年金制度の変更によって、夫の厚生年金を離婚時に分割できるようになったことがきっかけとされています。
実際には熟年離婚の件数が激増したわけではないのですが、離婚を考えているという妻からの相談件数は急増したとも言われています。
これにより、生活費を理由に離婚を我慢していたという妻は意外に多く、長年連れ添っている夫婦でもお互いに不満を抱えている、ということが浮き彫りとなりました。

この著作の原動力は怒りなのでは
圧巻は、第三章以降、カウンセリングの現場からかいま見る
壮絶な家庭という密室のなかの酷い現実を描写したところだ。

著者は被害者であるクライアントたちに寄り添い、一方で、
加害者教育の現場で、その実態と思考法を知るに稀有な経験をしている。
そのなかで、著者にしか書けない現代を切り取ってみせた、と思う。

そして、この著作の原動力は、怒りであり、そして、若い人たちへ
のエールだと思う。

家庭で、夫たちが、せめて妻をいじめない存在ならば、その後に
おきる悲劇もないのである。そして、家庭という場が男を豹変
させるのなら、どういう安全装置がいるのか。
せめて男たち、自覚せよ。女たち、注意して自衛せよ。
というメッセージを受け取った。

すでに、渦中にいる妻たちには、からくりを丁寧に見せてくれた、と思う。

男社会の過酷さを分かっていない、しかし結婚前の女性にはお勧め
このほんを最初に読み出したときに、これは女性による男性の逆差別の本ではないかと思った。例えば「公務員や大企業で働く男たちをさまざまな機会に垣間見るたび、いくつかのコツさえつかんでしまえば結構楽な生活かもしれないと思う。」とある。そのほか折に触れて「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ。」と言う植木等の昔の歌を思い出させるような表現がある。一方、おばさんたちがヨン様や斉藤佑樹君に夢中になるのを正当化し、アラカン、プロフ、カムアウトなどの若者系流行言葉をめったやたらに使いたがる。かなり薄っぺらな時代の潮流に乗りたがりの出版に思える。
しかし、第三章「正義の夫、洗脳する夫」あたりから論調はガラリと変わる。ドメスチック・ヴァイオレンス(DV)とは何か、その実例、女性たちがいかにひどいめにあっているかの記述になると、俄然論調は真面目になり、一気に読ませる。結論として夫たちは「外の世界でまけることはあっても、家庭と言う自分が天下の場所では、負けたり下にいることは認められない。要は彼らが天下をとってないとだめなのだ。」この論法で行くと、会社で思うように行ってないおとこほど、家庭内暴力がひどくなるということらしい。また無言・無視も
DVに分類されると言う著者の論には全面的に賛成だ。
著者はアラカン(60歳前後)の読者を想定して本書をものにしたようだが、むしろ結婚後DV
常習者になるようなだめ男との結婚を避けるために結婚前の女性に読んでもらいたい。結婚して一児、二児を設けながら、結婚前とガラリと変わった夫との忍従の生活に耐えている30代、40代の女性にも読んでもらって強くなってもらいたい。
草食系、肉食系。それってほんと?
オババと呼ばれる世代のわたくし信田が男女関係を切る。昨今の結婚事情から今の若者たちの男女関係まで著者が長らく携わってきたカウンセラーという立場からどう見えるのか。なぜ夫は妻を虐げずにはいられないのか。なぜ夫は自分を顧みないのか。その原因はなににあるのかといった根の深い問題に焦点をあてて書かれている。

女性が選ぶ男は自分を苛めない男性と何とも救いのない理想の男性像に男性自身である私は涙がでそうになった。一度寝た女性に対して不遜な態度を取ったり「もう俺のモノ」といった意識が過らない男性はいないだろう。女性も「人」だ。男性と同じ「人間」なのだ。男が女を「物」としてしか見れない、扱えないのがそもそもの原因であるとしている。我々男性にとって女性は拾得物であり妻は所有物らしい。

反感を持つ男性も多いだろうが威張るくせにあらゆる困難から逃げ続ける男性の話や妻に後遺症が残るほどの怪我を負わせる男性の話を読んで欲しい。ある種の後ろめたさや後悔を抱いたのならその気持ちをこの先も忘れづ持ち続けることができれば自分はここまでしなくて済む側に立てるかもしれない。読んでいて泣きそうになる。

信田さんは結婚制度自体がこの現状を生み出す現況なのではと仮説を立ている。今、草食系なんて言われている男性が結婚を期にみるみる変わるのではないか。非男性的な人が結婚して仕事で出世するにつれ権威主義的に振る舞い、家父長制を人格化する過程を見ていると書いている。制度や環境によって人が作られているのならば女性を抑圧する男性はこの社会からいなくならい。それならせめて私たち女性を虐げない男性が良い。たったそれだけでよいのだと。

これを読むうちに中世ヨーロッパからなる騎士道精神を思い浮かべた。これも制度として男性に義務ずけるように教育を施したことで環境的に女性への抑圧を防ぐ効果があったとしたら良くできた教育である。あなたはクイーンの楯にならなければなりませんよと日本の女性も子供たちに教育したらDVが減るのかもしれない。

女性に守られている男性は見事に女性を裏切り守らないと書かれている。ここまで書かれていると男性というものに反吐が出る思いがする。自分はこうなりたくないと思う男性は女性から逃げずに守るという点に力点を置いてみてはどうか。犬以下のゴミとまで思われている夫になり下がりたくないのなら尚更だろう。
かわいい男が求められる理由
ますます多くの中高年の女性たちが、キレイな顔とツルツルの肌を持ちなおかつ女性にやさしいイケメンたちを愛でるようになってきた。もはや「アラカン(還暦前後)」の自分もそうだけどね、と著者は照れ混じりにカムアウトしつつ、ではなぜそうなったのか、という時代の心理状況の移り変わりを、著者はテンポのよいエッセイ風の文章で巧みに論じていく。
そこにあるのは、ざっくりと言えば、女性の「男性化」と男性の「女性化」、ということになるだろう。これまで「見られる性」であった女性が、積極的に男性を「見る」ようになってきた。その視線には性的なものが厳然として混入していることは否定しがたく、これは男性が若い女性を「見る」ときのそれほど露骨ではないが、しかし「韓流」や「王子」というある種のカモフラージュのもとそこには確かにセクシュアルな支配欲がある。
一方、昨今の若い男性はマッチョに「成熟」することをあまり求めなくなった。むしろ、自らが清潔に美しくあることを好むようになり、むろん女性ほどではないにせよ、しっかりした異性から「選ばれ」その相手に「つくす」こともありだと考えるようになってきた。企業社会へと向けて「成熟」しても、社会はそれに見合う報酬を与えてくれるかどうかわからないのだから、それならむしろ、誰からも常にかわいがられる存在でありたいのだ。
かつてのように「正しさ」を振りかざす夫が妻を下に見ることが当然とされ、暴力が「暴力」と認識されないような異常な世の中とくらべて、このように男と女の差異が薄まっていく時代はなんとも素晴らしいではないか、と著者は示唆する。そして、男よ、もっと女性化し、そしてできれば私たちの「夢の男」となってくれ、と期待を込めて言う。なんだか過剰な期待をされているなあ、と男の読者の一人として強く感じてしまったが、なるほど納得のいく主張だとは思った。
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